2008年の記念すべき第一回憲法カフェは、ホーム高円寺を離れ若者の街・下北沢へ
まさに名前どおり「出張」である。いや〜何とも言えぬアウェイな気分…。
そして、去年の7月から参加している我輩が、記念すべき今年最初の憲カフェのレポート係を仰せ付かった。
誠に光栄であります。遠い記憶を頼りにご報告いたします。

 睦月の空は青く澄み渡り、絶好の憲カフェ日和である。って言っても思いっきりインドアですが…。
さてさて今回は、横浜市大の山根先生をお迎えして、「米軍再編と日本国憲法」についてです。
水魚の交わり」という言葉がありますが、まさに日本とアメリカは切っても切れない存在です。
そして、そのアメリカ様の基地が日本には沢山あります。沖縄を始め、神奈川、長崎、東京など
その中でも沖縄には、在日米軍の75%に当たる基地があるそうです。
 その理由としては、やはり極東や中東に近いと言うメリットがあるそうです。
実際、ベトナム戦争や冷戦の際の前線基地の役目を果たしていたようです。
 あと、基地がある為の弊害として、米兵が引き起こした犯罪が、かなりあります。いくらメリケンサックを付けてても、訓練を受けている米兵には勝てませんよ・・。
 基地があることで、日本に良いことなんて無いでしょうね。戦闘機による騒音や、水質汚染、ヘリの墜落・・。
そして、何と言っても核兵器の持ち込み、そもそも9条や、非核三原則があるのに、なんてこった!!持ち込んじゃってるよ!。
挙句の果てに、日本がテロの標的になる可能性も無きにしも非ず・・。
 それにもかかわらず日本政府(特に自民党)はテロ特措法を恒久法にしようだとか、改憲とか・・。合法的に戦時への参加を出来る様にしている。もーアメリカ様の言いなりです。それが、属国と言われる所以なんですよね。それにはやはり、日米安保が絡んでいて・・・。日米安保は、話が難しいんで割愛します。ってこれが一番重要なんですよね。

 先生のお話の中に、イラクに派遣された地位の高い自衛隊員は、戦争がしたくて、「巻き込まれ作戦」と言うネーミングセンスゼロの構想を掲げ、わざとアメリカ軍が戦っているところに参戦する、みたいな感じで戦争する様です。(もちろん実際にあった訳ではない)もちろん「これは自衛です」と言うであろう。 オイ!ちょっとまて!日本には、シビリアンコントロールって言う軍の暴走に歯止めを掛けるために、文民自衛隊の指揮・統制権を持っているのに、「巻き込まれ作戦」なんて勝手にしてもらっちゃ、シビリアンコントロールの「シ」の字も感じれんよ! もし仮にこれを、政府が容認しているのなら、えらいこっちゃ!! それこそ何でもアリになってしまう。
 イラク派兵に関して、コイズミは「自衛隊の行くところは安全だ。自衛隊がいるから非戦闘地域だ」みたいな事を言った様ですが、それって単なるユートピアですよね。マルクス共産主義よりユートピアだ!!。


米軍基地や憲法の問題と言うのは、一朝一夕には解決しませんが、こう言う問題について皆さんで話し合ったり、情報をシェアすることは、重要だと改めて思いました。

Writen by Y・K