「9条世界会議に行ってきました!」

5月の憲法カフェは「9条世界会議に行ってきました!」というテーマで行いました。
初参加の方、7ヶ月のベイビーなど21人の参加です。

前半は5/4,5,6に行われた9条世界会議参加者の報告からスタートです。
4日の全体会、5日の分科会、分科会の中の企画「イラクアメリカ日本」の報告がありました。
また「イラクアメリカ日本」で講演したイラク人で人道支援ワーカーのカーシムさん、アメリカ軍イラク帰還兵エイダンさん、2人の対談映像や、彼らの撮ったイラク写真を見ました。

普通の人が、戦争の中で、残酷な行動を起こすこと
貧困と戦争の関係
ブートキャンプという海軍の演習は、いかに新兵が「プロダクト」になるのかが重視される
アブグレイブ刑務所、イラクの殺伐とした市内の写真
等々

後半はそれを受けてのディスカッション。
色々な方向に話は進んでいきました。
日米安保
自衛隊リクルート(マンションのポストにリクルートチラシが入っていたなんてことも
自衛隊に関する報道の変化(厳しくなってきてる)
アメリカの貧困(多くのベトナム帰還兵がホームレスになったり、PTSDに苦しんでいたり)
武器を持たない丸腰での人道支援(「自分は丸腰だったからこそ今も生きている」byカーシム)
自衛隊の変貌(米軍との共同演習)
9条と自衛隊の関係性
9条の現実状況
イラクでの自衛隊の活動
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などなど。

イラク人道支援をしていて、出身地は自衛隊基地のすぐそば、小さい頃から基地が身近にあった、という参加者もいて、日々肌で感じている変化も聞くことが出来ました。

「米軍はイラクから撤退すべきか?」「9条の理念ってイラクみたいな戦場で通用する?」
イラクアメリカ日本」のテーマだったこの議題。
今回の話を聞き、映像を見、みんなで話しあって、考えるいい機会になったように思います。